OCI運用コンサルティングにおけるOCIサポート会社の役割や主な業務内容について紹介。サポート会社に依頼することで、どのような運用コンサルティングサポートを受けることができるのかについて解説しています。
OCI運用コンサルティングは、現行システムやデータをよく理解したうえで、スムーズにクラウドに移行する導入サポートに加えて、運用支援サービスを提供するものです。OCIサポート会社では、移行実現性を評価してクラウド移行の課題やロードマップを可視化するほか、性能改善や障害・セキュリティ対策、コスト分析・管理、バージョンアップなど、さまざまな業務に対応しています。
クラウドリフト前後のアーキテクチャ比較により、コストを含む変更点や影響を見える化して実現性を判断。また、サポート会社エンジニアが運用・保守を代行することにより、運用作業に時間が取られることがなく、コア業務に集中することができます。さらに、システム環境の最適化や定期的なコスト改善提案も可能です。
仮想ネットワークの物理サーバからの分離や暗号化などにより、堅牢なデータセキュリティ環境を実現することができます。また、強固に分離されたクラウド上に環境が構成されるほか、さまざまなコンプライアンス、セキュリティ標準に準拠しているため、オンプレミスと同等以上のセキュリティ環境を実現することが可能です。
自動チューニングによるパフォーマンスの動的スケーリングに対応しているサービスを提供しているサポート会社もあります。また、アプリケーションパフォーマンスの監視を有効にすることにより、オートパフォーマンス管理を有効にすることも可能。さらに、24時間365日専門スタッフによるサーバ・ネットワークのリモート監視に対応している会社もあります。
IT人材サービス企業へのコンサルサポートを実施し、OCIとAWSを組み合わせたマルチクラウド環境を構築しました。Megaportを活用し、数日で専用線接続を実現。MySQL Database Serviceを導入し、システム基盤のクラウド利用料を1/4に削減しました。これにより、インフラの運用効率化とシステム担当者の負荷軽減を達成しています。
参照元:スマートスタイル公式HP(https://cloudmiko.jp/case/299/)
システム開発関連企業は、OCIサポート会社のコンサルサポートを受けてOCI上に監視・ジョブ管理システムを構築しました。HinemosのSaaS利用により、監視システムの設計・運用の最適化を実現し、構築・運用コストを削減しました。専門家による運用管理で、運用工数を大幅に削減し、システムの安定稼働を支援しています。
参照元:Cloudii公式HP(https://cloudii.jp/news/works/case002/)
OCI運用サポートを外部に依頼する際には、まず自社が「どこまでできるのか」「どこから外に任せたいのか」を明確にすることが欠かせません。たとえば、自社のIT担当チームでインフラ設計の部分を自分たちで進め、実際の運用やトラブル対応だけをベンダーに依頼するケースが想定できます。逆に、OCIを使うのが初めてでノウハウが不足している場合には、設計から運用まですべてを外部に任せるほうが安心感があります。
自分たちが得意とする部分は自分たちで担いつつ、専門知識が必要なところはベンダーに任せるのがポイントです。もしここが曖昧になると、問題が起きたときに「ここは誰が責任を取るのか」といった混乱が生まれやすくなります。契約前に「自社が担当する範囲」と「ベンダーが担当する範囲」を書面や契約書などでしっかりと取り決めておきましょう。
OCI運用にはOracle固有の知識や経験が求められるため、実際にどの程度のスキルを持ったエンジニアが担当するのかを把握することが大切です。公式資格である「OCI Certified Associate」や「OCI Certified Professional」といった認定資格を保有しているエンジニアであれば、OCIの基本的な仕組みや設定方法を理解している可能性が高く、トラブル対応もスムーズに進むでしょう。
しかし、ベンダーが「資格保有」をうたっていても、実際にその資格を持った人が現場でどれだけ稼働しているのかまではわかりません。面談の機会があれば実際にどの程度の経験があるのかを聞き、過去の作業実績を確認しておくことで、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
SLA(サービスレベル契約)やMTTR(平均復旧時間)などの数値は、障害が起きたときにどれくらい急いで対応してくれるかを測る目安になります。
初心者の方は、「夜間に重大な障害が発生した場合でも1時間以内に返答がある」「4時間以内に復旧対応を保証している」といった具体的な数字を重視するとわかりやすいでしょう。ただし、どのサービスも「24時間対応」と書いてあっても、実は「夜間は重大なトラブルのみ対応」「平日のみ対応可能」といった細かい条件が付いている場合があります。このため、契約書やサービス紹介ページの下のほうまでしっかりと確認し、本当に必要な時間帯に対応してもらえるプランかどうかを見極めることが求められます。
OCIの運用では、サーバーが正常に動いていればよいというだけではなく、セキュリティ対策や法令遵守(コンプライアンス)も重要です。脆弱性スキャンやパッチ適用がきちんと定期的に実施されているか、また監査ログが適切に保管されているかを確認する必要があります。特に金融や医療といった業界では、PCI DSSやHIPAA相当の要件を満たすことが求められます。
それだけでなく、ベンダーが「ISO27001認証取得」や「SOC 2 Type II対応」といった表記をしていても、実際にはどこの国のデータセンターを使っているのか、どこまでの範囲でサポートしてくれるのかを確認しましょう。もし海外リージョンを使っている場合、自社の法務部と相談しなければ日本の個人情報保護法に抵触する可能性があるため、注意が必要です。
運用サポートは契約して終わりではなく、その後も継続的に改善提案を受けられる体制があるかどうかを確認することが重要です。たとえば、定期的にレポートを提供してくれるだけでなく、月次や四半期ごとに「コスト削減のアドバイス」や「パフォーマンス改善の提案」といった具体的なサポートを行ってくれるベンダーもあります。そうしたベンダーであれば、ただ画一的に運用保守を行うだけでなく、「どうすればもっと効率よく運用できるか」「コストを抑えつつ性能を維持するにはどうすればいいか」といったポイントを教えてもらえます。
ただし、「カスタマーサクセスチームがいる」と書いてあっても、実際には営業担当が兼任しているだけで具体的な改善策が乏しいケースもあります。そのため、どの程度の頻度でミーティングがあるのか、どこまで具体的な数字で提案してくれるのかを事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
OCI運用コンサルティングの内容もOCIサポート会社選びのポイントです。このサイトでは、現在使用している、またこれから使用予定のRDBやニーズにより、選ぶOCIサポート会社を変えるべき理由について紹介しています。
OCIサポート会社20社を徹底調査し、自社が利用しているデータベースの種類・状況別におすすめを紹介しています。OCIサポート会社を選ぶ際の参考にしてください。
MySQLを利用中・
または今後利用したいなら

OracleDBを利用中・
または今後利用したいなら

RDBでの開発環境がなく
今後も利用予定がないなら

※公式HPに資料を掲載しているページが見つかりませんでした。詳細は企業にお問い合わせください。
2024年4月17日時点、「OCIサポート会社」とGoogle検索した際に公式HPが表示された20社を調査。
OCIの導入支援を行っており、公式HPに実際のサービス導入事例が掲載されている企業9社から3社を選定しています。