ポスグレ(PostgreSQL)とOCIの相性やメリット

ポスグレ(PostgreSQL)とOCIの相性や親和性、活用やメリットについて解説。OCIサポート会社に依頼すれば、コストの効率化や統合と管理の容易さなど、さまざまなメリットを得ることができることについて説明します。

PosthgreSQLの親和性・メリットをチェック

観点 OCI Database with PostgreSQL のポイント 他クラウドとのざっくり比較
導入・構築のしやすさ
  • フルマネージド。GUI / CLI / Terraform で約10分でクラスタ作成
  • 1〜8ノード(1 Primary+最大7 Read Replica)をウィザード選択
  • VCN/サブネットやVault連携も作成時に一括設定
各クラウドも同様に手軽。Aurora / Cloud SQL / Azure もほぼ同レベル。OCIは後発でUI新しめ
パフォーマンス & スケーラビリティ
  • 専用分散ストレージ(Aries)採用
  • 最大約 300k IOPS、コミュニティ版比で最大3倍性能
  • OCPU/メモリをオンライン変更・Read Replica 追加で拡張
  • ストレージ自動伸縮。Compute 自動スケールは現状なし
Aurora / AlloyDB も分散ストレージで高性能。Replica 数は Aurora 15台など OCI より多め
セキュリティ & コンプライアンス
  • デフォルトでプライベートIP。Bastion / VCN ピアリング経由
  • TLS 通信・保存時暗号化が標準、Vault で BYOK 可能
  • IAM で操作権限を制御、OCI Logging に監査ログ統合
  • OCI 基盤が ISO / PCI / SOC など取得済み
AWS / GCP / Azure も同水準で同等機能
互換性 & 移行
  • OSS PostgreSQL と 100% プロトコル互換
  • 主要拡張(pg_trgm / pgvector / PostGIS 等)対応
  • pg_dump/restore や GoldenGate / ロジカルレプリケーションで無停止移行可
AWS DMS や Azure / GCP の Migration Service がより充実
コスト & ライセンス
  • 課金は OCPU 時間+ストレージ GB。IO 従量課金なし
  • DB ライセンス費ゼロ、初期費用ゼロ
  • Aurora / AlloyDB 比で約40〜60%安価
Aurora / AlloyDB は IO 課金で高額。小規模は他社 Serverless モードが有利なことも
他クラウド比較まとめ
  • 後発ゆえ高性能・低価格
  • 標準 3 重冗長(リージョンにより 2 重の場合あり)
  • 移行ツールは発展途上
  • AWS: 実績・エコシステム最大、Aurora Serverless v2 で自動スケール
  • Azure: Hyperscale (Citus) でシャーディング分散
  • GCP: AlloyDB が HTAP 向け超高速

OCIとPostgreSQLとの
親和性・メリット

OCIは、PostgreSQL のフルマネージドサービスを提供しており、相性や親和性が高いことが特徴のひとつです。OCI Database with PostgreSQLは、Database Optimized Storageを使用することにより、標準のPostgreSQL構成と比較しておよそ3倍の高いパフォーマンスを実現することが可能。また、コスト軽減や信頼性の向上、高可用性など、さまざまなメリットがもたらされます。

統合と管理の容易さ

OCIはCLIなどのツールを提供しているため、PostgreSQLのデプロイメントと管理を簡素化するとともに、OCIのAPIを使用してカスタムアプリケーションを統合することができます。また、フルマネージドサービスにより、データベースの設定やパフォーマンスチューニング、バックアップなどのタスクをOracleが自動的に処理することが可能です。

コスト効率のよさ

OCI 上で PostgreSQL を実行することにより、コンピューティングおよびストレージの料金設定を安く設定することが可能です。また、使用するエリアが異なっても同じ料金で利用できるだけでなく、使用したストレージの分だけの支払いで運用できます。さらに、データベースの設定やセキュリティパッチの提供などを自動処理するため、運用コストの削減も可能です。

OCI Database with PostgreSQLの存在

OCI Database with PostgreSQL は、PostgreSQL との互換性が高く、セキュリティも組み込み済みで低コストで運用できることも強みです。また、アプリケーションを変更することなく、クラウドで簡単にスケーリングが可能。さらに、OCI Database Optimized Storageを使用によるシステム・レジリエンスやパフォーマンスの向上、ストレージの個別拡張や暗号化による高度なデータ・セキュリティにも対応しています。

PostgreSQLを利用したOCIの導入事例

調査したところ、OCI、PostgreSQLを併用して実際に環境構築した企業事例は見つかりませんでしたが、エンジニアの手によって手順をなぞっている解説事例はいくつかありました。

OCIとPostgreSQLを併用した場合の解説事例画像

画像引用元:Cloudii公式HPブログ(https://cloudii.jp/news/blog/oracle-cloud/ocipostgresql/)

「Cloudii」のブログでは実際にデータベースの作成から接続までの手順を解説しています。

Cloudiiの
特徴や強みを詳しく見る

環境構築なら
OCIサポート会社を
利用しよう

OCIは歴史が浅く、導入事例も少ないクラウドサービスです。そのため、OCIとPostgreSQLの組み合わせにおける環境構築についてはほとんど事例がなく、自社内のリソースで行うのは困難を極めます。実践経験豊富なサポート会社を活用すべきです。このサイトではPostgreSQL以外にもMySQL、Oracle DBといったRDBごとにおすすめのOCIサポートを提供している会社を紹介しています。

是非参考になさって下さい。

DBの使用状況・種類で選ぶ
確かな導入実績を持つOCIサポート会社3選

OCIサポート会社20社を徹底調査し、自社が利用しているデータベースの種類・状況別におすすめを紹介しています。OCIサポート会社を選ぶ際の参考にしてください。

MySQLを利用中・
または今後利用したいなら

スマートスタイル
「CloudMikö」
スマートスタイルのイメージ画像
画像引用元:CloudMikö公式HP
(https://cloudmiko.jp/)
なぜおすすめ?
オープンソース分野に強く、MySQLに20年以上携わる
MySQL DBを活用してAWSからOCIへのシステム移行・マルチクラウド環境化し、クラウド利用料を1/4に削減した実績あり。
おもなサポートDB
  • MySQL
  • Oracle Autonomous Database
  • MySQL HeatWave

OracleDBを利用中・
または今後利用したいなら

アシスト
「導入支援サービス」
アシストのイメージ画像
画像引用元:株式会社アシスト公式HP
(https://www.ashisuto.co.jp/cloud/oracle-cloud/)
なぜおすすめ?
35年以上Oracle製品取り扱ってきた経験をもとに、企業課題にあわせた適切な導入の形を提案。
Oracle CloudでのOracle DB利用にあたって発生する様々な選択肢に迷うことなく、移行が進められる。
おもなサポートDB
  • Oracle DB
  • PostgreSQL

RDBでの開発環境がなく
今後も利用予定がないなら

Cloudii
「インフラサービス」
Cloudiiのイメージ画像
画像引用元:株式会社Cloudii公式HP
(https://cloudii.jp/)
なぜおすすめ?
OCI環境でのアプリケーションやシステムの開発依頼を受けられる。
OCIの特長や利点を十分に活かしつつ、社内に開発環境のない企業からの丸投げの依頼にもゼロから対応が可能。
おもなサポートDB
  • Oracle Database
  • MySQL

※公式HPに資料を掲載しているページが見つかりませんでした。詳細は企業にお問い合わせください。

2024年4月17日時点、「OCIサポート会社」とGoogle検索した際に公式HPが表示された20社を調査。
OCIの導入支援を行っており、公式HPに実際のサービス導入事例が掲載されている企業9社から3社を選定しています。